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鰻割烹 伊豆栄 梅川亭

鰻割烹 伊豆栄 梅川亭

その創業は江戸中期。ゆうに290年近い歴史を持つ、鰻割烹。それが、ここ「伊豆栄」だ。

数々の文人や著名人に愛されてきたお店であり、森鴎外作の「雁」をはじめとした名作にも幾度となく登場している。また、その屋号は、江戸時代の末頃に店を大きく発展させた女将「土肥栄子」の名をとったもの。

鰻割烹 伊豆栄 梅川亭

こちらで供されるのは、愛知県三河一色から取り寄せた新鮮な鰻だ。それらは厨房でさばかれ、自家用の備長炭でじっくりと焼かれることに。その際、数回にわたって甘辛のタレを付けるため、表面はパリッとして香ばしく仕上がって出てくる。しかし、焼く前に一度蒸されているため、鰻の内部はフンワリ柔らかだ。

メニューは、オーソドックスな「うな重(きも吸、香の物付き)」が2,100円~。こちらは、松・竹・梅・特といった具合にランク付けがされている。それ以外に、お弁当や蒲焼定食などの用意も。一品料理も充実しており、鰻以外の料理を頼むこともできる。

鰻割烹 伊豆栄 梅川亭
所在地:東京都台東区上野公園4-34 
電話番号:03-5685-2011
営業時間:11:00~22:00
定休日:無休
http://www.gnavi.co.jp/izuei/

水月ホテル鴎外荘(森鴎外旧居跡)

水月ホテル鴎外荘(森鴎外旧居跡)

上野公園に隣接する森鴎外ゆかりの温泉宿の「水月ホテル鴎外荘」。建物前には石碑も建っているので、初めてでも迷わず来館できるはずだ。

館内には、森鴎外の文壇処女作「舞姫」を執筆した部屋「舞姫の間」がある。宴会もできるそこには復元された玄関もついており、当時の鴎外が暮らしていた面影を鮮明に感じることが可能だ。

水月ホテル鴎外荘(森鴎外旧居跡)

その他に、鴎外をモチーフとした豪華懐石料理を楽しむこともできる。板場を預かる調理長は、京懐石の老舗で修行を重ねたベテラン。2005年1月には「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の料理の部で入選も果たしており、期待大だ。

さらに、都内第一号の天然温泉と名高い、古代檜をふんだんに使い漆で仕上げた「檜の湯」やカルシウムやラジュウムなどを含んだ重炭酸ソーダの天然温泉「福の湯」などで疲れを癒やすこともできる。

水月ホテル鴎外荘(森鴎外旧居跡)
所在地:東京都台東区池之端3-3-21 
電話番号:03-3822-4611
チェックイン・アウト時間:イン 15:00、アウト 10:00
http://www.ohgai.co.jp/

横山大観記念館

横山大観記念館

閑静な住宅街である「上野不忍池」のほとりに、ひっそりとしたたずまいの邸宅。そこは朦朧体という独自の世界を築いた日本画の巨匠横山大観(1868~1958)が、明治42年から住んでいた所。

静子夫人没後の昭和51年(1976)9月、遺族から大観の作品や習作、遺品、画稿やスケッチ帳などの寄贈をうけ、同年11月に一般公開がスタートしている。

大観は90歳で亡くなるまでこの地に住み、実際の制作活動を行なっていたそう。最初は小さなお屋敷だったというが、大観が画家として名をなすに従い拡張。大正8年に現在の広さになっている。ただ、昭和20年(1945)3月10日の空襲で住居が焼失したため、大観はしばらく熱海伊豆山の別荘へ。その後の昭和29年(1954)8月、焼失した住居の土台をそのまま利用して新居が再建され再び池之端で生活を始めている。

横山大観記念館

記念館内部は当時のままに保存されており、和風住宅の中で大観芸術の数々を見ることができる。収蔵品は、工芸品や遺品を含めて2,000点以上。

一階の「鉦鼓洞」(炉の間)は、大観のお気に入りの部屋で、床の間には大観の絵や親交の篤かった菱田春草の絵が、季節に合せてかけられる。特別展は、年四回。心の安らぎを感じられる美術館をモットーとし、靴を脱いで入る日本建築の良さ、大観がこだわった 細部のデザインも存分に楽しむことが可能だ。

横山大観記念館
所在地:東京都台東区池之端1-4-24 
電話番号:03-3821-1017
開館時間:10:00~16:00(入館は15:45まで)
休館日:月・火・水曜日 ※夏期・梅雨・年末年始休暇あり
入館料:大人 500円、子供(小学生まで)200円
http://www.tctv.ne.jp/members/taikan/

竹久夢二美術館・弥生美術館

竹久夢二美術館・弥生美術館

東京大学弥生門の向かい、閑静な住宅街の中でひと際緑豊かな印象を抱かせる建物。ここには「竹久夢二美術館」と「弥生美術館」という二つの美術館が併設されている。

「竹久夢二美術館」は、美人画で知られる大正ロマンを代表する画家・竹久夢二の作品を展示している。日本画・洋画に、彼が残した原画・装幀本・書簡、遺品や資料など約3,000点を所蔵している。都内では唯一、夢二の作品を鑑賞できるスポットとしてファンには知られている。

「弥生美術館」は、大正・昭和に活躍した挿絵画家・高畠華宵のコレクション、約3,000点を始めとして、27,000点を収蔵している。

竹久夢二美術館・弥生美術館
所在地:東京都文京区弥生2-4-2(竹久夢二美術館)、弥生2-4-3(弥生美術館) 
電話番号:03-5689-0462(竹久夢二美術館)、03-3812-0012(弥生美術館)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、展示替え期間中、年末年始
入館料:一般 900円、大・高生 800円、中・小学生 400円
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園

「旧岩崎邸」は、1896(明治29)年に三菱創設者・岩崎家本邸として竣工された歴史ある建物。英国人ジョサイア・コンドルの手により設計されており、現存するのは洋館・撞球室・和館の三棟だ。それらは、地下室付きの木造2階建。本格的なヨーロッパ式邸宅として知られ、近代日本住宅を代表する西洋木造建築でもある。

建物内は、随所に見事なジャコビアン様式の装飾が施されており、同時期に多く建てられた西洋建築にはない繊細なデザインが、往事のままの雰囲気を漂わせている。

旧岩崎邸庭園

別棟として建つコンドル設計の撞球室(ビリヤード場)は、当時の日本では非常に珍しいスイスの山小屋風の造りの木造建築。こちらは、洋館から地下道まで繋がっている。洋館と結合された和館は、書院造りが基調。そちらには、橋本雅邦が下絵を描いたと伝えられる日本画なども現存している。

また、大名庭園を一部踏襲する広大な庭は、建築様式と同じ「和洋併置式」。「芝庭」をもつ近代庭園の初期の形を、今に伝える貴重な場所だ。

1961年には、洋館と撞球室が重要文化財に指定。1969年に和館大広間は洋館東脇にある袖塀とともに、1999年に煉瓦塀を含めた屋敷全体と実測図がそれぞれ重要文化財に指定されている。

旧岩崎邸庭園
所在地:東京都台東区池之端1-3-45 
電話番号:03-3823-8340
開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
休園日:年末年始(12月29日~1月1日)
入園料:一般及び中学生 400円、65歳以上 200円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
※ みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)は無料公開日